帰れる場所があるって良いね。
大丈夫。ソコでは泣いたって良いんだ。
そう言って笑う貴方。
本人の主張を聞いてやれ。
ソレを無視するのは、お前のエゴだろ？
そう言って諭すアナタ。
お前が頑張る必要はないよ。
軽くなってしまえ。
そう言ってそばにいてくれるあなた。
夜、一人になると泣いてしまう。
それは私が弱いから。
夜、昼間の会話を思い出して泣いてしまう。
それは、私が………ヨワイから。
「強くなる必要なんてない。」
そう言っていた人は誰だったっけ？
「逃げるのも立派な“答え”だよ」
そう言ってた人は誰だったっけ？
「相手を想いやるなら、相手の好きにしてあげなよ」
そう言ってた人はだれだったっけ？
どの考えが正しいのかなんてわからない。
もしかしたら、この考え全てが間違っているのかも
でも、今のちっぽけな私には
どれもが正しく見えてくる
・・・・・・・どれもが間違ってみえてくる
同情の関係なら、いらない。
そう思っていたのは誰だっけ？
傷をなめあう関係なら、
そんな惰性な高慢な、切ない関係ならイラナイ
そう思っていたのは誰だっけ？
どれが正解かなんて、探す必要はない。
私にとって大事なのは「今の気持ち」なんだから。
ちっぽけな私が出来るのは、
今の気持ちに正直になることだけなんだから
ね、泣いても良い？
アナタのそばに帰って良い？
また、泣いても良いよ。って言ってくれる？
でもね、
今は答えを言わないで。
私が
もう少し
大きくなるまでは・・・・・・
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★後書き★
すごく悩んでいた時に、３人の人から言われた言葉です。
それぞれの人には、それぞれの人が歩んで来た道がある。
そこから 得てきたものを話してくれる。
だからこそ、この３人と同じ道を歩んでいない瑠羽には、どれもタダシク、 どれもマチガッテみえるのです。
最後のアナタは、１番最初に言葉をくれた人への想いです。
アナタのお陰で瑠羽は今、また歩いていける・・・。
この詩の題名は「それぞれのたくさんの道」という意味です。
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