新しい命が芽吹き始める春を越えて

緑のむせびかえるような夏を越えて

色とりどりに彩られた秋を越えて

雪に包まれた冬を越えて




・・・・そしてまた新しい命が芽吹き始める春を越える




同じ春のようなのに
同じ1年の始まりのようなのに



1年前、小さかったあの桜は今年、その体にめいいっぱい綺麗な花をつけた
1年前、高校生だった私達は今年、大学生になった



同じようでいて違う季節
同じようでいて違う時間




1つ前の春と同じ歩みは出来ないけれど
1つ前の春と同じ感情は持てないけれど




それでも
似たような季節がすぎていく
時間は積もり、底の方にある思い出には手が届かないだろうけれど。




それでも
そしてだからこそ
前を見据えてこれからを歩いていけるように




今の私はあの時の私と同じ道を歩いていないけれど
前を見据えて歩きたいと思っているから……





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★後書き★
実は、瑠羽は前は友人と一緒にHPを作っていたのですが、互いに環境が違くってしまい
一緒に更新が出来なくなり、お互いに別々のHPを持つようになったのです。
そして、その時に友人に贈った詩です。

季節は同じようにめぐっているようで、 確実に瑠羽達2人を別々の道へ歩ませている。
それは当然のことなのですが、ちょっと淋しいですよね。
でも、前を見据えて歩いて行く。これが大事なのだと想います。

この詩のタイトルは「同じようで違う季節」です。



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